肌の保湿する力について

肌の保水力は個人個人によって様々です。何もしなくても潤っている人もいれば、一年中乾燥肌の人。生まれ持った肌質というのは必ずあります。保湿をしないと怖いのは、年齢を重ねるごとにしわやシミに悩まされること。シミは紫外線の影響や摩擦なども関係してきますが、シワに関しては潤いを保持できる肌かどうかが大きな鍵となります。

乾燥肌の人は肌本来がもっている自らの力で潤おう力が不足しています。まずは一年中保湿を心がけて。化粧水などの水分をお肌に塗った後は必ずクリームなど油分の入ったもので上から蓋をしてあげてください。そうすることで肌から水分が蒸発して逃げていくことを防いでくれます。また、食生活やストレス、生活習慣なども多いに関係してきます。規則正しい生活を心がけてください。

また見落とされがちなことが、お風呂での習慣。熱いお湯に長時間入ったり、からだをタオルでゴシゴシこすりすぎることは乾燥肌の人にはあまりおすすめできません。とくに体の洗いすぎは無駄に健康な皮膚をはがしてしまい、まだ未完成な次の皮膚がバリアの弱い状態でさらされてしまいます。できればお肌に優しい成分の泡でやさしくマッサージする程度にとどめておきましょう。また入浴後にはいち早く顔の保湿だけでなく体全体を保湿してください。毎日の習慣が大切になります。乾燥したり服が密着している部分にかゆみや赤みが出ることがあれば、それは乾燥が原因。入浴後の肌は柔らかくなっており、より保湿成分が浸透しやすくなっている状態です。すばやく保湿を行うことである程度の乾燥を防ぐことができるでしょう。

以上のことから、肌の乾燥は顔のしわやシミだけでなく体への不快感を伴うこともしばしば。「見えない部分だからいいか」と放置しないで常にいい状態の皮膚を保つことで未然にトラブルを防止することができます。シワも放置すれば形状記憶のように元には戻らなくなってしまいます。まだシワになっていなくとも、なりそうな目尻やほうれい線などは若い頃から気をつけてケアすることで、10年後のお肌は劇的に違っているでしょう。自分は乾燥肌ではない、と思っている人でも実は隠れ乾燥肌であることもしばしば。油分が多い=乾燥肌ではないということではありません。油分と水分は違うもの。水分が不足しているために皮脂が過剰に分泌されているのかもしれません。適切な水分量を補ってあげることで皮脂の分泌量が減って肌バランスが整うことも。

基礎化粧品の使い方には注意しなければならないですね。
間違えたケアを続けると大変なことになってしまいます。

シンプルスキンケアにこだわり肌の分岐点である30代からのエイジングケアとして人気のオルビスユーなど、手に取りやすい価格帯で年齢肌にアプローチしてくれる商品もありますので、ぜひ自分の肌と向き合って適切なケアを行ってください。